第一三共株式会社

「社員が自発的に健康保持・増進を行う」という当社の健康経営の方向性に、行動変容まで踏み込む睡眠改善プログラムが合致しました。

*本インタビューは2020年7月にオンラインで行われました。

 

 第一三共株式会社では、従業員の健康課題のひとつである「睡眠」を改善する手段として、ニューロスペースの睡眠習慣デザインプログラム(leeBIZ)を全社施策として全従業員を対象に導入いただきました。まず、全社員を対象に睡眠リテラシー向上のための研修・動画配信(対象8,000名)を実施し、その後180名の希望者に対して、2019年12月から2020年2月にかけて約3ヵ月間、デバイスを活用した実践プログラムをご利用いただきました。

 

-「睡眠」に着目し施策検討を開始された経緯を教えてください。

 

梶川さん:

 まず弊社第一三共グループの健康経営についてお話をさせていただきますと、「企業理念およびビジョンの実現に向け、全ての従業員が健康を保持・増進するための環境づくりに積極的に取り組むこと」を目的とし、取組みを通じて従業員の健康意識の向上を図っています。具体的な施策を検討するにあたっては、健康課題に応じた的確な施策を実施するため、医療費も含めたプレゼンティズム分析を実施しました。その結果から、健康リスクのある項目として喫煙、食事、運動に加えて睡眠に課題があることが確認されたため、この度睡眠施策の検討を開始しました。

 

-プレゼンティズム分析を始めることになった理由は何でしょうか。

 

梶川さん:

 健康経営を効果的に進める上ではPDCAサイクルを回す必要があり、企業としても費用、労力を掛ける以上は具体的な課題の特定や対策によって得られる効果を定量的に測ることが重要と考え導入しました。

 

-睡眠改善プログラムの導入に至った経緯を教えてください。

梶川さん:

 複数の睡眠サービスを検討する中で、従業員自身が自発的に健康保持・増進に資する具体的なアクションを実践することで健康意識の向上を図るという、弊社の健康経営における重要課題の解決に、ニューロスペースさんの本プログラムが役立つと考えたからです。特に、知識の習得だけではなく、睡眠センサー・モバイルアプリを通じて個人個人に最適化されたアドバイスが提供され、社員が自ら日々実践できることは、社員に行動変容のきっかけを提供することができると考えました。これまでの施策はセミナーの実施が中心でしたので、従業員が自ら自宅で日々健康改善に取り組むというのは、当社としても初めてのチャレンジでした。

 

-導入にあたり大変だったことや不安に感じていた点を教えてください。

梶川さん:

 1つ目は、導入部分の睡眠研修を全社向けに実施したことです。睡眠リテラシー向上を目的に、研修の動画を撮影し社内イントラへアップして全国拠点に勤務する全社員(約8,000名)に視聴できるようにしました。

 2つ目は、後半部分の実践プログラムにいかに多くの社員の参加を促せるか、という点です。初めての試みではありましたが、私自身としても純粋に面白いプログラムだと思っていましたので、労働安全衛生委員会での施策共有、全社通知及び社内イントラネットでの掲載に加えて、知り合いへ個別に声を掛けるなど、さまざまな方法で参加を促しました。

 3つ目は、実践プログラム開始後に参加者が睡眠の計測やアプリを継続的に活用してくれるのか、また具体的な行動変容につながるかなど、正直申し上げると、少々不安に感じていたところもありました。

第一三共株式会社 人事部労政グループ 梶川元希さん
第一三共株式会社 人事部 労政グループ 梶川元希さん

-プログラム開始後にその不安は解消されていきましたか?

梶川さん:

 はい。ニューロスペースさんには細かい疑問点などに丁寧に対応して頂きましたし、全体を通してのフォローもとても手厚かったです。結果的には、デバイスを活用した実践プログラムも、予定数を超える180人の社員が参加してくれることになりました。     参加者の計測状況についても、開始直後よりニューロスペースさんと密にやりとりしながら該当者へのフォローを実施することができたので、全体を通して一定の利用率を達成することができたと思っています。特に、プログラム開始1.5ヵ月頃に実施頂いた個別カウンセリングは、増枠の要望が出るほどの好評でした。参加者一人一人の個別課題をヒアリングし、プログラムの中間でフォロー頂いたことが、参加者の行動変容を大きく後押しする結果に繋がったと考えています。

 

-プログラム終了後にはどういう反響がありましたか

梶川さん:

 まず、全体の結果として、睡眠課題や生活習慣の改善等、ここまで目に見える形で良い結果が出るとは想像していませんでした。

 参加した社員からも、生活習慣を変える良いきっかけになったという声を多く聞いています。例えば、デバイスを使って自分の睡眠を定量的に確認することで自分の睡眠状態を客観的に振り返ることができるようになったことで生活習慣を変えるきっかけになった、土日の過ごし方も以前の寝だめをしていた生活から、平日と同じような時間帯に起きることを意識するようになった、会社でも仮眠を取り入れてみたなど、「具体的な行動」につながったという意見を多く聞けたことが、率直に良かったです。

 

【第一三共株式会社様でのlee BIZの結果ーその1-】

3ヵ月のプログラム全体を通して、睡眠に対する主観的な満足度(大変満足している・満足している)が実施前10.4%から実施後53.5%へ改善されました。

【第一三共株式会社様でのlee BIZの結果ーその2-】

3ヵ月のプログラム全体を通して、日中に眠気を感じる頻度について「ある(かなりある・ある)」と回答した割合が実施前43.3%から実施後27.2%へ改善されました。

【第一三共株式会社様でのlee BIZの結果ーその3-】

3ヵ月のプログラムを通して身についた生活習慣として、起床後、すぐにベッドから離れる、朝食を摂る、起床後すぐに光を浴びる、といった睡眠のリズムを一定に維持する上で有効となる生活習慣について30%以上の参加者が習慣化できるようになりました。

3ヵ月のプログラムを通して身についた生活習慣として、起床後、すぐにベッドから離れる、朝食を摂る、起床後すぐに光を浴びる、といった睡眠のリズムを一定に維持する上で有効となる生活習慣について30%以上の参加者が習慣化できるようになりました。
生活習慣として身についたルーティン

-今回の取り組み結果を今後どのように活用されますか

本取り組み内のデータやアンケート結果からは一定の改善効果を確認できましたが、今年度のプレゼンティズム分析においても、施策の効果について検証を実施する予定です。

今後もPDCAサイクルを回しながら、従業員の健康課題の解決につながる的確な施策の検討・実施を進めていきたいと考えています。

 

 

■ニューロスペースの睡眠改善プログラムについて

lee BIZをはじめとする睡眠改善プログラムの詳細内容につきましては、下記リンク先にてご案内しております。働き方改革・健康経営の一環として睡眠の取り組みをご検討されている企業のご担当者様は、ぜひお問い合せください。

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