セミナーを通じて意識と行動の変容を確認。参加者の4分の3が睡眠改善に取り組む結果に繋がりました
―導入に至った経緯を教えてください。
木崎さん:健康経営に取り組むにあたって、まず自社の状況を健康保険組合と連携して確認しました。そうしたところ、グループ内において、自社の結果が想定したよりもメタボ、高血圧、肝機能などで良くない傾向にあり、問診票の結果を見ると、生活習慣が乱れていることがわかりました。例えば夕食が遅い反動で朝食を抜くなど、業務上、外食が多くなりがちな営業職だけでなく、スタッフ職も数値があまり良くなかったこともも意外でした。
一気に習慣を変えるのは難しいため、「行動変容の前に意識を変えなくては」と思い、そのためのセミナーの情報収集を行ってきました。
並木さん:そういった中でセミナーでのアンケートや本社スタッフから「睡眠について取り上げて欲しい」との声があがり、睡眠改善セミナーの開催が決まりました。
ー睡眠改善セミナーには会長様や社長様もご参加いただいていましたね。セミナー参加募集時のご反応はいかがでしたか。
木崎さん:社内ポータルサイトに載せた後、メールでも案内しました。最初に手を挙げる人は大抵決まっているので、その人が中心となって周りに声がけしてもらうよう、お願いしました。「今回は睡眠ですね。興味あります」など、反響がありしましたね。
ー睡眠改善セミナーを通じて、印象に残ったことや気づきがあれば教えてください。
並木さん:特にスタッフ職は反応がとても良く、睡眠への関心が高いと感じましたね。
木崎さん:仮眠を戦略的に取り入れている企業の話が印象に残りました。現在、自社では仮眠を導入していませんが、導入するには、企業として思い切った風土改革が必要だと思います。大変参考になりました。
ーセミナーから約1か月後に、参加者に意識や行動の変化や睡眠課題の状態について事後アンケートを実施しました。その結果からの気づきがあれば教えてください。
並木さん:参加者の4分の3が取り組んだということがデータからわかり驚きました。多くの社員が意識をもって取り組んでくれているね、と部内で話題になりました。今回フィードバックがあり、取組状況が理解できて良かったです。真面目に取り組んでいると感じられました。
◆参加者の方(約100名)にセミナー前後で取得したアンケート結果(一部抜粋)
―企業として従業員の睡眠に関与することの意義について、どのように思われますか?
木崎さん:自分の経験からしても、仕事に追い込まれる時期などあって睡眠が少ない期間がありました。仕事の事が頭から離れずに寝つきが悪くなったり。それが続くと健康に良くない、体調不良になっていくのは明らかですよね。
睡眠改善の取り組みは、そういった悪循環から解放するという、働き方改革と同じ位置づけになるのかなと考えています。従業員がより良い睡眠がとれるようサポートしていきたいと思っています。
ニューロスペースより:
第一三共ヘルスケア様では、会長様・社長様をはじめとして多くの従業員の方にセミナーに参加いただき、本社だけでなく営業部門にも同時中継する形式で開催しました。
セミナーでは、生産性が高いハイパフォーマーなビジネスパーソンと一般的なビジネスパーソンの眠りの違いをわかりやすく理解できるワークや、事前に取得したアンケートをもとに参加者の睡眠課題傾向やその対策などの内容を通じて、参加者の皆さまに熱心にお聞きいただきました。
また、セミナー前後に取得する睡眠課題に関するアンケートでは、営業職とスタッフ職に分けて把握したいという人事グループ様の意向を取り入れながら、ヒアリング項目の設計やデータのフィードバックをさせていただきました。
lee BIZをはじめとする睡眠改善プログラムの詳細内容につきましては、下記リンク先にてご案内しております。働き方改革・健康経営の一環として睡眠の取り組みをご検討されている企業のご担当者様は、ぜひお問い合せください。
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