株式会社 NTTデータ

「集中力をあげることで生産性をあげる」社員にパフォーマンスを発揮してもらうために睡眠が重要と考えました。

右から、西村 忠興さん(第四公共事業部長)、坂本 勤さん(第四公共事業部 企画担当)、瀬戸 茉莉さん(第四公共事業部 企画担当)

NTTデータ第四公共事業部では、社員の睡眠を改善する手段として、ニューロスペースの睡眠習慣デザインプログラム(lee BIZ)を導入いただき、2019年6月から9月にかけて第1期30名の参加者にご利用いただきました。2019年11月から第2期参加者のご利用が開始されています。


―導入に至った経緯を教えてください。


西村さん:もともと私たちの業界は長年にわたり生産性向上に取り組んでいて、そのために業務プロセスの見直しや自動化の推進なども含めて色んなことをやってきました。そういった中で、とあるセミナーで、集中力と生産性の関係の話で「1日で集中している時間を30分から90分にあげるとトータルの生産性が2倍になる」と聞き、これまでは生産性を2倍あげるというと8時間を4時間でやるようなものとイメージしていたけれど、そうではなく、集中力をあげることで生産性をあげるという方法があるのだなと気づきました。

それから、うちのスタッフたちと集中力を上げるにはどういうことをやればいいんだろうね、という話をする中で、あるメンバーが睡眠改善のプログラムがありますよ、と教えてくれたのがきっかけですね。


―最初、ご案内したときにどのようにお感じになりましたか?


瀬戸さん:一番響いたのは、「睡眠はスキルで改善できる」という言葉ですね。ああ、そういう風に捉えればいいのだ、と。話を聞いて、世の中に雑誌やインターネットで睡眠の情報はたくさん溢れているけれど、ビジネスパーソン向けにわかりやすく響くものだなと思いました。

生産性向上の取り組みは飽和状態、栄養や休息の存在が必要なのではと考えました。

―睡眠習慣デザインプログラム(以下略称:lee BIZ)を、技術研修などスキルを身につける研修と同じ位置づけとして考えていただいていたと伺いました。

西村さん:私たちの業界は、人にパフォーマンスを発揮してもらうことがとても大切です。人手不足、働き方変革などの背景もあり、この数年で夜のオフィスの景色も取り巻く環境も、昔とは大きく変わってきています。

仕事をスポーツに例えると、仕事をやっている時間は練習をして試合に臨む時間になります。今の常識としては、結果を出すためには栄養や休息も大事、ただただきつい練習をすればいいわけではないという考え方に変わってきていますよね。

生産性向上はずっとやってきたけれど、なかなかこれ以上あがらないな、飽和状態だなと思っている中で、スポーツと同様に栄養・休息の存在が必要なのではと感じていました。栄養補給に相当するものは「学び」であると考えていて、その部分は何年も前から取り組んでいたので、いよいよ、必要なものとして残っているのは休息への取り組みだなと、自然に考えられました。

―lee BIZスタート前に事業部キックオフイベントで事業部の全社員向けに睡眠改善研修を実施させていただきました。社員の皆様のご反応はどうでしたか?

西村さん:事業部内では好意的に受け止められました。今までのキックオフでの講演は仕事に直結させたいというのもあり、最新技術紹介などをやっていたので、睡眠という仕事と遠いことをテーマにしたのは初めてでした。こういうことを取り組んでいいんだよと伝えたかったということもあります。変化が激しい環境なので変わらないといけないという刺激になったのではないでしょうか。

瀬戸さん:研修の前後の睡眠課題に関するアンケートを見ると、研修を受けただけで睡眠が改善した人もいて驚きました。よい睡眠が取れるかどうかは仕事のパフォーマンスに関わることでもあり、かつ、みんな必ず寝るので、自分に関係のあることとして捉えやすかったのではないでしょうか。キックオフでは、みんなバッチリ起きて聞いていましたよね(笑)

【プログラム開始前】

事業部社員全員(200名超)への睡眠改善研修を開催し、睡眠の重要性をご理解いただき、改善への意欲を高めていただきました。その後「睡眠習慣デザインプログラム」に立候補形式でエントリーいただき、第1期定員30名でスタートしました。

<事業部キックオフでの研修実施風景>

今まで見えなかったものが見えるようになるという価値や楽しさがありました。

―6月よりlee BIZがスタートし、スタート時研修(スタートアッププログラム)、中間ワークショップを挟んで、3か月間参加者の方に取り組んでいただきました。印象に残られたことや気づきなどをお伺いさせてください。

西村さん:今まで見えなかったものが見えるようになるという価値とか楽しさがすごくありましたね。自分の睡眠が見える楽しさや周りの人の睡眠を見て話し合える、ああ、そうなんだという楽しさがありました。また、自分なりにやっていること、例えばこういうことをしたときはよく眠れる気がするというときの結果、深酒したときには、確かに深い睡眠が少ないなど、しっかり結果としてみえるということでしょうか。

―職場のみんなで取り組むというコンセプトに関しては、いかがでしたか?

西村さん:今まであまり他に記憶にないような、共有する楽しさがありましたね。

瀬戸さん:役職や職種が違う人が、自分の睡眠を共有し、盛り上がれるということを感じましたね。アプリでアドバイスされる同じルーティンをやっていたりもするので、共通の話で、お互い共感しあえる。これは、あまり他のサービスにないですよね。それこそゴルフとかを一緒にやっている感じでしょうか。睡眠は人によって違うものだから、良い・悪いがないからいいと思います。誰かが責められるものでなく、みんな違ってよいという前提があるから共有しやすいと感じました。

lee BIZプログラムとは?

睡眠計測デバイスで計測した個人の睡眠データをもとに、アプリを通じて一人ひとりに良い睡眠をとるための改善プランを提案し、日々の生活における改善アクションのアドバイスを提供します。併せて、睡眠に関する研修やワークショップ等、組織全体と従業員の双方に適した伴走支援を実施することで、3ヶ月間で良い睡眠習慣を身につけ、プログラム終了後も、継続的によい睡眠をとれることを目指します。個人の睡眠改善にとどまらず、職場で働いているメンバーと一緒に取り組み、企業と従業員が、ともに自発的に睡眠について学び改善していく「共育」の輪を広げています。

詳細についてはこちらをご覧ください。https://www.neurospace.jp/leebiz

<中間ワークショップ実施風景>



自分の長年の習慣や生活スタイルが変わりました。家族の会話のきっかけにも。

西村さん:休みの日も早く起きるようになって、家族から「あれ、今日何かあるんだっけ」と言われましたね。そこで、プログラムの話をしたら「(休日も寝だめせずに起きるのは)当然だよね」との反応でした(笑)休みの日に朝早起きをするようになって、20数年ぶりに朝ごはん食べたくなったというのは大きな変化ですが、それ以外にも、朝に英会話、読書を入れたりと生活スタイルが変わりましたね。


瀬戸さん:家族とよく話をするようになったという声を聞きますね。そういう意味では、個人だけでも仕事だけでもなく、家庭の会話のきっかけになったりしたのではないでしょうか。

私も家族から「寝なくていいの?」の心配をしてもらっていました。自分としては規則正しく寝ることを頑張ったと思います。お肌の調子がよくなったのを実感したので、これはやらなきゃいけないと思いましたね(笑)


【NTTデータ第四公共事業部様でのlee BIZ第1期の結果】

第1期参加者(30名)の睡眠の満足度は、lee BIZ導入前に比べて61ポイント改善しました。また、参加者の85%の方に睡眠データの改善、90%の方に生産性・集中力の改善が見られました。

<睡眠の満足度割合の変化>
<睡眠データ改善者数割合>
<生産性・集中力スコア改善者数割合>

       

各項目詳細についてはプレスリリース(2019年11月26日付)をご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000020114.html


睡眠が見えるだけでなく、改善するための知識と紐づいていて価値があると感じました。


瀬戸さん:センサーがあることによるほどよい緊張感といいますか、見られている、怖い意味ではなくて、見てくれているから、ちゃんと寝たり起きたりできる。なくなると自分に甘くなるというのもありますが(笑)

マットレスの下に敷いておくだけで計測ができるということが、生活の動きの中で付け加えて何かをするのではなく、寝るだけなので、自然とできるのがよいと思いましたね。これが、やれボタンを押せ、やれ何をしろなど色々とあると測るのが面倒となりますよね。

また、最初にスタートアッププログラムで睡眠改善に関する知識がインプットされているので、睡眠が見えるだけでなくその知識と紐づくので、価値があると感じました。



【lee BIZのプログラムの流れ】

スタートアッププログラム開催日の夜から、参加者の方は睡眠計測デバイスと助言アプリを活用して、睡眠計測を開始します。開始後、一定期間で取得した睡眠データから判明した個人の睡眠タイプや傾向に基づき、1人ひとりに3か月間における改善プランをご案内し、改善アクションに取り組んでいきます。

スタート時には、参加者の方に日々の改善に向けたステップや具体的な改善アクションに関する知識をお伝えし、プログラムにこれから参加いただくイメージを具体的に掴んでいただきます。

計測デバイス(マットレスの下に挿入のみ)/計測結果をもとに睡眠改善をガイドするアプリ


<スタートアッププログラム実施風景>

睡眠への危機感を持たず後回しになっていないでしょうか。経営層の理解が必要。


―今後のサービス展開について、改善点や課題を教えてください。


西村さん:今、首都圏に住んでいる人は、時間が足りないと思っているのではないでしょうか。そういう人は睡眠をしっかり見える化することに価値があると思います。やりたいことがたくさんあるけれど、24時間では足りない人なのかもしれません。

また、睡眠改善を継続して行っていくことも課題の1つではないでしょうか。ある程度自分の傾向がみえると飽きてくるし、実感でわかってくるので、どのように継続させるかどうかが課題として残っているのでは。また、社員の監視に使われないような絶妙なバランスで利用することが必要ですね。


瀬戸さん:生産性がどのくらいアップしたとか、どういう効果が出たのかとかは他企業が導入する時に費用とセットでネックになるところですよね。

実施することに対する経営層の理解がないと、導入したいと思うスタッフがいても壁が超えられない気がします。また、楽しさが重要だと思っています。自然と取り組みたくなる楽しさを考えた方がよいと思いました。チーム単位でポジティブに競うなど。


坂本さん:みんな食事を摂らないときには危ないなとは感じるけれど、睡眠が足りなくて危ないなって思っていないのですよね。睡眠不足はそこまで危機感ないと思われて、何か後回しになってしまう。これがなかなかやっていない理由ではないでしょうか。世の中の印象がもっと変わっていく必要がありますね。


ニューロスペースより:

NTTデータ第四公共事業部様は、2019年6月リリースと同時にlee BIZを導入いただきました。参加者の方には、日々の自分の睡眠の見える化に高い関心をお持ちいただき、改善アクションにもしっかりと取り組んでいただき、プログラム導入後の睡眠の満足度が大きく改善しました。また、導入目的でもあった生産性・集中度の改善にも効果が見られました。参加者の方からは、睡眠習慣の形成により、夜の眠りが良くなった実感があり、そして計測をして点数と実感が一致している気がするので楽しい、意外と自分は22時~23時くらいでも普通に寝ようと思えば眠れて、そうしたほうが結果的に次の日のパフォーマンスがよいことがわかった、睡眠時間確保を意識して働き方や通勤時間を見直し始めた、プログラム期間中にジムに通い始めた、など沢山の変化のコメントをいただいています。引き続き、第2期の参加者の方の改善に向けて取り組んでまいります。

■ニューロスペースの睡眠改善プログラムについて

lee BIZをはじめとする睡眠改善プログラムの詳細内容につきましては、下記リンク先にてご案内しております。働き方改革・健康経営の一環として睡眠の取り組みをご検討されている企業のご担当者様は、ぜひお問い合せください。

【▼ニューロスペースのサービスに関するお問い合わせ】
https://www.neurospace.jp/product-sleep-solution




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